麗野 莉雄念
麗野莉雄念は、国際的に認められた上地流空手道の指導者であり、研究者であり、また武術教育の革新者として知られている。
フランス出身の彼は、十代の頃より武道に傾倒し、特に沖縄伝統空手の深い哲学と実戦性に強く魅了された。長年にわたり研鑽を続け、やがて上地流における確固たる実績と指導力を備えた武道家として注目を集めるようになる。

麗野先生は上地流空手道の本質を探求するために、沖縄・アメリカ・ヨーロッパの指導者たちとの交流を深め、国際的な修行経験を積んだ。
その献身は、2019年にジョージ・E・マットソン師範より授与された準師範称号として正式に認められた。さらに、フランス空手連盟(FFK)から指導者資格を取得し、国際上地流空手連盟(IUKF)からも指導者として認定されている。
2025年には、マットソン・アカデミーにて上地流空手道 四段を允許され、国際的な上地流の実践と発展に寄与する主要人物の一人として位置づけられる。
競技・研究活動
2020年、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の最中に開催されたオンライン国際大会スパリンペイの型に出場し、第2位(金メダル)を獲得した。この結果は、彼の技術だけでなく、困難な時期における武道家としての強さと精神性を象徴する成果として国際的に注目された。
同時期、武道の継続的な学びを求める声に応じ、オンライン稽古プログラム 「上地流伝承研究所」 を立ち上げる。これは、地理的に道場へ通えない練習者のための革新的な学びの場となり、現在も世界各地の上地流実践者を支えている。

国際指導者としての活動
2022年より、麗野先生はアメリカのマットソン・アカデミーにてヨーロッパ担当のシニア・インストラクターを務めている。同アカデミーは西洋で最初に開かれた上地流道場であり、多くの上地流の先駆者たちを輩出した歴史的道場である。
武道以外での活動
武道に加え、麗野は長年にわたり自転車競技の指導や、オリンピック・パラリンピック選手のサポートにも携わってきた。
2005〜2007年にはプロサイクリングチームのコーチとして活動し、その後、北京・ロンドン・リオの各大会でアスリート支援を行った。この経験は、身体運動学・指導学・心理学に対する深い理解をもたらし、武道指導へも大きな影響を与えている。
研究所の創設と執筆活動
麗野は伝統的な上地流空手道の研究と普及を目的に、上地流伝承研究所を設立した。そこでは「The Old Way(上地流旧式)」と呼ばれる、カネイ上地師範による伝統的な稽古法を後世に伝えるための文書化と教育プログラム開発に取り組んでいる。
また、国際的な武道普及を目指し、英語・フランス語・日本語の3言語で執筆・翻訳活動も行い、日本語ブログ「莉雄武道」でも積極的に情報を発信している。
上地流空手道の指導と並行して、莉雄念先生は沖縄古武道にも取り組んでおり、金城孝のもとで琉球古武道を学んできました。
また、近年は刀の技である居合道にも精進しており、無外流の門下として稽古を続けています。

現在と展望
麗野莉雄念は、武道の技術だけでなく、精神性・教育学・国際文化交流という側面からも上地流の未来に貢献し続けている。
彼の使命は、国や文化、流派の垣根を超えて、武道本来の価値を次世代へ伝えることである。
莉雄念先生に関する便利なリンク
上地流伝承欧琉会の創設者について詳しく知りたい方はこちら:
- 莉雄武道 (莉雄念の日本語ブログ): https://liobudo.com
- Instagram 日本語 : https://instagram.com/liobudo
- Instagram 英語 : https://instagram.com/lionelreynaud
- Youtube : https://www.youtube.com/@lionelreynaud
- 莉雄念の公式ページ : https://lionelreynaud.com
- Uechiryukarate.fr (莉雄念によるフランス語情報サイト): https://uechiryukarate.fr